労働節旅行 #2 武陵源

上海生活

ここでは 3日目の武陵源観光の記録を書いていきます。

※天門山編はこちら

最初に強く言います。

武陵源はガイド必須です‼️

  • 中国語が得意でない方
  • 家族連れの方
  • スケジュール通り効率よく回りたい方

このどれかに当てはまるなら、絶対にガイドをつけた方がいいです。

とにかく想像を超えて広大で、移動だけで体力が削られます。

出発:市内ホテル → 武陵源へ

この日は「ガイド代を節約しよう」と思い、家族だけで行動することにしました。

前日にガイドさんからルートのアドバイスはもらっていたのですが…

結論:朝遅めに出たのがそもそもの大失敗!

私たちは 11時までに東門から入場する予定で、市内のホテルから9時にタクシーで出発しました。

ところが――

■大渋滞のスタート

市内から1時間ほどの距離と聞いていたのに、

連休2日目ということもあり観光バスの山、車の山でほぼノロノロ運転。

11時の入場チケットに間に合うかヒヤヒヤしっぱなしでした。

【後悔ポイント①】

武陵源に行くなら、東門近くのホテルに泊まるべき!

東門近くの武陵源市街地にはホテルがたくさんあります。

朝から歩いて入場できる立地の良さは、連休では最強。

結果、東門2km手前で車が完全に停止。

そこから歩いて入場する羽目に…。

入場 → バス乗車(天子山ロープウェイ上駅行き)

天門山と同じく自分で購入した WeChatの電子チケットで入場。

すぐにバス乗り場へ向かいます。

ここでもルートが複数あり、天子山方面の列で合っているのか不安でドキドキ。

ただ、バスの本数は多く、2〜3本待ちでスムーズに乗れました。

天子山ロープウェイに並ぶ(ここから試練…)

バスを降り、山道を少し歩くとロープウェイ乗り場の列が。

だけど、ロープウェイ乗り場が高低差で見えないため、

  • この列で本当に合っているのか?
  • どれくらい待つのか?

全く分からずストレスMAX。

そしてここで 重大トラブル発生!!

入れるはずのロープウェイゲートを通過できず。。。

理由は――

私が購入していたチケットには、このロープウェイ代が含まれていなかった!!

全て込みのチケットだと思い込んでおり、途中にあった追加購入用のQRコードも完全にスルー…😱

係員にチケットを見てもらい、パスポートを見せ、

その場で手入力して処理してもらい、なんとか通過。

ここで体力も精神力も一気に消耗…。

この瞬間、心の底から「ガイド頼めばよかった…」と思いました。

【後悔ポイント②】

チケットの内容をよく確認していなかった。

ガイドもいなかったため全て自己責任。大幅な時間のロスになってしまいました。

2時間並んで、ようやくロープウェイ乗車

トラブル含めて 待ち時間2時間。

この時点で全員クタクタ。

とはいえ、ロープウェイからの景色はさすが武陵源。

奇岩の間を縫うように進む空中散歩は圧巻でした。

山上の売店で昼食(13:30)

山頂に着くと小さな売店があり、

カップ麺で命をつなぐことに。

「どこに何があるのか分からない」という不安は、

ガイドがいないと地味にストレスです…。

賀龍公園(天子山自然保護区)へ

売店から賀龍公園行きのシャトルバスに向かいます。

しかし、バス乗り場が見えないうちから長蛇の列…。

子どもも「また並ぶの…?」と泣きそう。

iPad を持ってきて本当に良かったです。

武陵源は絶対に暇つぶしグッズ必須!

到着は15:30。

ここには名所の「御筆峰」「仙女献花」があったのですが、

時間がなさすぎてスルー。

この頃には疲労で完全に観光<移動になっていました。

袁家界(えんかかい)景区へ

バスで30分揺られてようやく袁家界へ。

ここはアバターの舞台モデルになった奇岩が集中するエリアで、

今回の旅行のメイン目的!

休憩所でアイスやスイカジュースを買い、気合いを入れ直します。

■人力籠(担がれる椅子)

体力に不安がある方はこれを使うのも全然アリです。

この広大さだと、むしろ賢い選択かも…。

【天下第一橋】

沿道には願掛けの赤い札がたくさん。

私たちも願い事を書きました。

橋の横から見ると、

下が大きく削れていて、まさに天然の空中橋。

あれを歩いていたと思うと足がすくみます。

【百元大钞】(1番右の大きな岩)

昔の100元札の絵柄のように、

横顔が4人並んでいるように見える岩。

名前を聞いて「なるほど!」と納得。

【乾坤柱】(ハレルヤ山モデル)

これぞ本命!

『アバター』のハレルヤ山のモデルになった奇岩です。

下が細く、上が太い独特のバランスで、

どうやってできたのか本当に不思議な形。

【百龍エレベーター】(地獄の2時間待ち)

下山は楽しみにしていた百龍エレベーターへ。

しかし――

並び始めたのが18時。

乗れたのは20時。

待ち時間2時間。

もう体力ゼロ。

娘が泣かずに並んでくれたのが奇跡でした。

【後悔ポイント③】

天子山ロープウェイ+賀龍公園と百龍エレベーター+袁家界を1日で回るスケジュールは無理がありすぎた。

連休にこの2か所に訪れたい方は日を分けることをお勧めします。

外はすでに真っ暗で、

下山後の写真は全く撮れず…😭

下から見る奇岩も迫力がありました。

ゆっくり回る時間のある方は地上側から岩を見るコースもいいのではないでしょうか。

最後の移動:バスで東門へ

エレベーターを降りた後はバスで東門まで戻ります。

ここは回転が早く、15分待ちで乗れました。

バスはとんでもないスピードで山を下るので、

手すり必須。子どもは絶対抱っこか手つなぎで。

東門到着は 21:30。

朝9時に出たので、実に12時間の長旅でした。

夕食 → 市内ホテルへ

東門の周囲で焼肉を食べ、タクシーでホテルへ。

しかし帰りのタクシーもなかなか捕まらず大苦戦。

市内のホテルへ戻ったのは23時近くでした。

この日一日で、

武陵源の広さ・混雑・体力消耗を完全にナメていたと痛感しました。

まとめ:武陵源攻略には「ガイド・宿泊・計画」がすべて

今回の旅の目的は、

「アバターのモデルになった岩が見たい!」という一点でしたが、

正直、

見どころを全部制覇しようとするのは無理。

ここは広大すぎる世界遺産。

初見で家族連れで効率よく回るのはほぼ不可能です。

✔ ガイドは絶対に雇うべき

天門山以上に必要。

混雑ピークではガイドの差が天と地。

✔ 東門近くに宿泊すべき

朝の移動だけで体力が半分削られます。

✔ 見たいスポットを絞るべき

今回訪れたルートは↓の赤い線の通りなのですが

↓下の図の赤い線部分(袁家界周辺)だけに絞れば良かったと反省。

黄色の天子山エリアは別日に分けてゆっくりまわればよかったです。

次の記事では、最終日の 張家界市内観光&帰宅編 を書いていきます。

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