インターの学習記録#5

インターナショナルスクール

「Math」の壁は言語だった!

ESLの英語の宿題についてはたくさん書いてきましたが、今回はその他の教科――特にMath(算数)について記録しておきたいと思います。

📅 インターの一日の時間割はこんな感じ

娘の通うインターナショナルスクールの時間割は、基本的にこのような構成です:

1限目:英語(いわゆる国語)

2限目:Math(算数)

3限目:理科 or 社会(数ヶ月ごとに交互に実施)

4限目:音楽・体育・ダンス・コンピューター・アートのいずれか

📚 英語と算数は毎日!宿題もほぼ毎日出る

英語と算数の授業は毎日あり、宿題も基本的に毎日出ます

理科・社会は宿題が少なく、娘の場合は「授業中に終わらなかったプリントを家に持ち帰ってやる」というケースがたまにありました。

➕ Mathの宿題は全員同じ!記述式が最大のハードル

Math(算数)の宿題は、英語が得意な子も苦手な子も、全員同じ内容

同じ教科書に沿って、同じプリントが出されます。

計算問題だけを見ると、同じ学年の日本の教材より少し簡単かも?と思うこともありますが、

問題はそこではありません。

記述式問題がある日がとにかく大変。特に、親が。

↑ある日の宿題の一箇所。難しいことが聞かれているわけではないが、大人でもなんて答えればいい?と考えさせる内容。

📖 教科書は学校置きっぱなし。何を習ったか不明…

しかも、教科書は基本的に学校に置いておくスタイル。

そのため、最初のうちは

「今日の宿題は何を前提にした問題なんだ…?」

と、親がGoogle先生と格闘しながら、正解らしき答えを探し出して、娘に写させるという日々が続きました。

🖨 担任の先生に頼んで教科書をコピー

しばらくしてから担任の先生に相談し、教科書をコピーして持ち帰らせてもらうことに

全ページスキャンして、ようやくその日何を学んだのかを把握できるようになり、

やっと、「理解したうえで教える」ことができるようになりました。

🧠 単語が、むずい。

Mathの最大の壁は、英語で使われる算数用語の多さ

例えば:

  • Find:求めなさい
  • Unit:単位、一まとまり
  • Even number:偶数
  • Odd number:奇数
  • Addition:足し算
  • Subtraction:引き算
  • Multiplication:掛け算(計算式では “times”)
  • Division:割り算
  • Fraction:分数
  • Numerator:分子
  • Denominator:分母
  • One side:図形の「一辺」

などなど…

「えっ、こんな単語使うの?」

「この使い方初めて知った…」

と、親の方が勉強しているレベルでした(汗)

✍️ 記述問題=無理ゲー?最初の1ヶ月は写させるだけで精一杯

英文の意味がわからないと、問題文すら読めません。

計算式だけならできても、記述問題は完全にお手上げ状態

そんな中で「自分で考えてごらん」は無理すぎたので、

最初の1ヶ月くらいは、

  • 私が意味を調べて、
  • 答えを見つけて、解説
  • 娘に「写すだけでいいから」と言って解かせる

という形でなんとか乗り切っていました。

🙇‍♀️ 正直…「不甲斐ない親でごめんね」と思った日々

宿題にかけられる時間は限られているし、

そもそも英語ゼロで来ている娘にとって、算数がこんなに大変だとは…!

「もっと事前準備させてあげればよかった、

そして、せめて私がもっと英語ができれば…」

そんな思いでいっぱいだった、Mathとの最初の1ヶ月でした。

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