今回は、娘がインターナショナルスクールに通いはじめた初日のことを綴ってみたいと思います。
🚌 初めてのバス通学、そして小さな安心
中国の学校は、通学バスが基本。
朝のマンションのロータリーは、各学校のバスでごった返しています。
私たちが住んでいるのは、いわゆる日本人向けマンション。
同じように駐在帯同で暮らす日本人家庭が多く、
実は娘と同じ学校に通う日本人の子が同じマンション内に何人もいる、という事実を知った娘は一気に安心した様子でした。
(「日本語でしゃべれる子がいる!」という発見は、何より心強かったようです)
バス通学初日はどうなるかと心配していたのですが、思っていたよりもスムーズに乗り込んでくれました。
😊 まさかの「友達できた!」報告
そして夕方、バスから降りてきた娘の第一声――
「友達できた!」
……えっ、マジか!と驚いたのは親の方です(笑)
娘の通う学校は、上海のインターの中でも日本人の在籍が多いことで知られており、
その日さっそく、日本語が話せる同級生と仲良くなったそうです。
「まずは楽しく通ってくれるだけでいい」
そう思っていた私にとって、初日からのこの展開は何よりの安心材料でした。
👧 クラスの雰囲気と“転校生特典”
娘のクラスは全部で18人。
そのうち日本人の子が3人いて、そのうちの1人が娘の“サポート役”として、先生の指示を通訳してくれるような仕組みになっているそうです。
「完全放置じゃない」というだけで、ものすごくありがたい…!
また、転校生ということもあって、いろんな子が声をかけてくれたらしく、
「自分に注目が集まってる!」というちょっとした優越感を感じていた様子でした。
(転校生あるあるですね)
📚 そして、恐怖の宿題チェック…
学校の話で盛り上がった後、いよいよ“宿題チェック”。
「うお〜〜大変そう…!」と私がうなったその内容は、ESLクラスの英語プリントでした。
(入学テストで英語レベルをチェックされ、ESLクラスとなったのでした)
週ごとの宿題の流れはこんな感じ:
まずお題の単語が出される
- 月:その単語をアルファベット順に並べる
- 火:意味を調べて書く
- 水:単語を使って文章をつくる
- 木:単語をそれぞれ5回ずつ書く
この内容をプリントから察する母。月曜日だったので、さっそく単語リストを見ながら、娘に趣旨を説明します。
😅 ABCの壁にぶつかる
「アルファベットの順番、覚えてる?」
「ん〜? A、B、C、D… L、☆、$、♡…??」
……やばい、順番から怪しい。
保育園でも、小学校でもアルファベットは習っていたはずだけど、
大文字・小文字もごちゃ混ぜ、順番もあやふや。
「やばいな…これは時間かかるぞ」
そう思いながらも、焦ってはいけない。急かすのは逆効果。
「ゆっくりやっていこう」
そう心に決めた、インター生活1週目の月曜日でした。
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